魔法使いサリー

魔法使いサリー』(まほうつかいサリー)は、横山光輝漫画及びそれを原作としたアニメ作品である。日本で最初の少女向けアニメであり、のちの魔法少女(魔女っ子)と呼ばれる分野の先駆けとなった。

魔法の国から人間界へ来た小学5年生の少女・サリーと、サリーが魔法使いであることを知らない同級生たちが繰り広げる愛や友情の物語。

原作である漫画は1966年昭和41年)7月号から1967年(昭和42年)10月号まで、集英社少女漫画雑誌『りぼん』に連載された。連載当初は『魔法使いサニー』の題名であったが5回連載した後に『魔法使いサリー』と名前を変えた。これは、アニメ化の話題になり「サニー」の商標権を持っている家電メーカーのソニー(登録商標日本第494012号)から「サニー」の使用許可が下りなかったため、「魔法使いサリー」となった(ちなみに自動車の「サニー」を販売していた日産自動車はソニーから使用許可を得ている)。以後、漫画・アニメ共に「魔法使いサリー」の名前で統一し作品を展開している。